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公募増資・赤字転落・急騰反動が続出|2026年2月18日 値下がり率TOP20

対象日: 2026年2月18日(水) / 調査日: 2026年2月18日

💡 この記事のポイント

  • ワースト1位のユニチカ(-22.81%)が公募増資によるストップ安。営業利益110%増の好決算にもかかわらず、株式希薄化懸念が直撃した。
  • 東洋エンジニアリング(6330)が50億円黒字→150億円赤字に下方修正・無配転落で-10.68%。海外プロジェクトの損失拡大が原因。
  • 20銘柄中11銘柄が「急騰後の反動安」パターン。前日に+20〜30%超の急騰を記録した銘柄が一転して急落する展開が相次いだ。
  • スタンダード市場が11銘柄(55%)と最多を占め、小型株の乱高下が際立つ1日となった。
SECTION 01

本日の値下がり市場概況

2026年2月18日の東京株式市場では、決算発表後の反動安や企業固有の悪材料が重なり、幅広い銘柄で売りが広がった。値下がり率ランキング上位20銘柄の内訳は、業績悪化・増資・下方修正ショックが5銘柄、急騰後の反動安・好決算出尽くしが11銘柄、需給悪化・じり安が4銘柄と、前日の急騰からの巻き戻しが大半を占める展開となった。

特にユニチカが営業利益110%増の好決算にもかかわらず、公募増資の発表でストップ安。東洋エンジニアリングは海外プロジェクト損失の拡大で150億円の赤字転落・無配に転じた。一方、住石ホールディングスは仕手株としての急騰・急落サイクルが顕在化し、出来高1,381万株と投機的な売買が活発化している。

最大下落率
-22.81%
ユニチカ
平均下落率
-15.32%
TOP20平均
スタンダード市場
11銘柄
55%
反動安・出尽くし
11銘柄
55%
SECTION 02

値下がり率ランキングTOP20一覧

順位 銘柄名(コード) 市場 業種 株価 前日比 下落率
1 ユニチカ(3103) プライム 繊維製品 1,692 -500 -22.81%
2 クロスフォー(7810) スタンダード その他製品 281 -80 -22.16%
3 住石ホールディングス(1514) スタンダード 鉱業 1,065 -300 -21.98%
4 ワンダープラネット(4199) グロース 情報・通信 1,176 -324 -21.60%
5 イーディーピー(7794) グロース その他製品 2,173 -500 -18.71%
6 unbanked(8746) スタンダード 証券・商品先物 335 -76 -18.49%
7 ジェイテックコーポレーション(3446) スタンダード 金属製品 2,050 -425 -17.17%
8 日本精密(7771) スタンダード 精密機器 436 -89 -16.95%
9 マイポックス(5381) スタンダード ガラス・土石 945 -192 -16.89%
10 窪田製薬ホールディングス(4596) グロース 医薬品 190 -36 -15.93%
11 地盤ネットホールディングス(6072) スタンダード サービス 1,140 -200 -14.93%
12 冨士ダイス(6167) プライム 機械 1,370 -199 -12.68%
13 サノヤスホールディングス(7022) スタンダード 輸送用機器 468 -63 -11.86%
14 Aiロボティクス(247A) グロース 小売業 1,220 -155 -11.27%
15 光陽社(7946) スタンダード その他製品 2,335 -296 -11.25%
16 ミナトホールディングス(6862) スタンダード 電気機器 2,633 -320 -10.84%
17 東洋エンジニアリング(6330) プライム 建設業 3,765 -450 -10.68%
18 中村超硬(6166) グロース 機械 949 -109 -10.30%
19 ファーストアカウンティング(5588) グロース 情報・通信 771 -86 -10.04%
20 アライドテレシスホールディングス(6835) スタンダード 電気機器 268 -29 -9.76%
SECTION 03

全20銘柄の下落要因と注目ポイント

値下がり率ランキングTOP20の全銘柄について、下落要因と注目すべきポイントを順位順に整理する。

1位 ユニチカ(3103)
プライム 繊維製品
株価: 1,692円 前日比: -500円(-22.81%) 出来高: 5,112,500株 時価総額: 約980億円
下落要因: 公募増資による株式希薄化懸念でストップ安。3Q決算は営業利益110.3%増と好調だったが、増資の悪材料が好決算を完全に打ち消した。樹脂・フィルム・不織布等の高機能素材メーカーで、繊維事業からの構造転換を推進中。
注目ポイント: 好決算と公募増資が同時に出た場合の典型的な市場反応。増資による希薄化率と成長投資の回収見通しが今後の焦点
2位 クロスフォー(7810)
スタンダード その他製品
株価: 281円 前日比: -80円(-22.16%) 出来高: 6,089,500株 時価総額: 約30億円
下落要因: 前日+34.82%急騰の反動安。1Q決算は売上高44.4%増・営業利益401.8%増と好調だったが、急騰後の利益確定売りが集中した。ダンシングストーン等のジュエリー製造・販売を手がける。
注目ポイント: 好決算急騰後の反動安パターンの典型。営業利益4倍でも前日の急騰分が剥落する短期需給の怖さ
3位 住石ホールディングス(1514)
スタンダード 鉱業
株価: 1,065円 前日比: -300円(-21.98%) 出来高: 13,818,100株 時価総額: 約200億円
下落要因: 1月30日の決算発表後に下落トレンドが継続。年初来高値1,557円からの急落でストップ安を記録。住友系の石炭・砕石メーカーだが、仕手株として有名で投機的な値動きが常態化している。出来高1,381万株と大量の売りが出た。
注目ポイント: 仕手株・低位株の急騰後の暴落パターン。出来高と値動きの乖離から投機的な売買の過熱感を読み取る視点
4位 ワンダープラネット(4199)
グロース 情報・通信業
株価: 1,176円 前日比: -324円(-21.60%) 出来高: 872,100株 時価総額: 約30億円
下落要因: 1Q決算で売上高10.2%減・営業損失1.14億円を計上。スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発を手がけるが、既存タイトルの減収と新規開発の先行投資負担が重荷となった。
注目ポイント: ゲーム株の業績悪化パターン。既存タイトルの減収をカバーする新規タイトルの投入時期が焦点
5位 イーディーピー(7794)
グロース その他製品
株価: 2,173円 前日比: -500円(-18.71%) 出来高: 1,951,900株 時価総額: 約50億円
下落要因: 3Q決算で売上高61.3%減・純損失20.11億円を計上。固定資産の減損損失10.65億円も響いた。前日に+23%急騰した反動も加わり大幅安。人工ダイヤモンド(CVD法)の製造・販売を手がけ、半導体・光学向けに展開する。
注目ポイント: 成長期待株の業績急悪化と減損リスク。人工ダイヤモンド市場の需要動向と収益化の行方
6位 unbanked(8746)
スタンダード 証券・商品先物取引業
株価: 335円 前日比: -76円(-18.49%) 出来高: 3,688,300株 時価総額: 約30億円
下落要因: 2月13日の決算発表後の反動安。旧第一商品で、暗号資産・金融サービス事業への転換を進めている。出来高368万株と売り圧力が強く、決算を契機にした需給の崩れが続いている。
注目ポイント: 暗号資産関連株の値動きの荒さ。業態転換中の企業の評価が定まらない状況
7位 ジェイテックコーポレーション(3446)
スタンダード 金属製品
株価: 2,050円 前日比: -425円(-17.17%) 出来高: 802,400株 時価総額: 約50億円
下落要因: 前日+21.09%急騰の反動安。2Q決算は売上高14.5%増で損失縮小、オプティカル事業が好調だった。X線集光ミラー等を製造し放射光施設向けに強みを持つが、急騰分の利益確定売りが優勢となった。
注目ポイント: 好決算急騰後の反動安パターン。放射光施設向け精密加工という独自のニッチ市場のポテンシャル
8位 日本精密(7771)
スタンダード 精密機器
株価: 436円 前日比: -89円(-16.95%) 出来高: 11,505,000株 時価総額: 約50億円
下落要因: 好決算出尽くし。3Q経常利益85%増と好調だったが、材料出尽くしで急落。小型モーター・時計部品メーカーで、出来高1,150万株と大量の売りが集中した。前日(2/17)にも-16.00%と連日の大幅安。
注目ポイント: 好決算でも売られる典型例。2日連続で-16%の急落は、投機的な過熱後の需給調整を示唆
9位 マイポックス(5381)
スタンダード ガラス・土石製品
株価: 945円 前日比: -192円(-16.89%) 出来高: 5,220,300株 時価総額: 約100億円
下落要因: 3Q決算で営業利益48.8%減の増収減益。通期業績も下方修正された。精密研磨フィルム・液体研磨剤メーカーで半導体ウエハー研磨向けが主力だが、受託事業の不振が全体を押し下げた。
注目ポイント: 半導体関連の明暗。増収でも減益になるコスト構造の問題と、下方修正の連鎖リスク
10位 窪田製薬ホールディングス(4596)
グロース 医薬品
株価: 190円 前日比: -36円(-15.93%) 出来高: 18,974,100株 時価総額: 約30億円
下落要因: 前日+28.41%急騰の反動安。決算発表後の乱高下が続いており、赤字縮小は好材料だが持続性に疑問が残る。眼科領域の創薬ベンチャーで、ウェアラブル近視デバイス等も開発中。出来高1,897万株と投機的売買が活発。
注目ポイント: バイオ株の乱高下パターン。低位株(190円)ゆえの値幅の大きさに注意が必要
11位 地盤ネットホールディングス(6072)
スタンダード サービス業
株価: 1,140円 前日比: -200円(-14.93%) 出来高: 10,717,200株 時価総額: 約50億円
下落要因: 通期営業利益74.5%減予想に加え、大株主の保有減少報告(2/16付)が嫌気された。前日+27.86%の急騰からの反動も大きい。住宅向け地盤調査・解析サービスを手がける。出来高1,071万株と大量の売りが出た。
注目ポイント: 大株主売却と株価の関係。急騰翌日の反動安に大株主の売却情報が重なるダブルパンチ
12位 冨士ダイス(6167)
プライム 機械
株価: 1,370円 前日比: -199円(-12.68%) 出来高: 2,918,400株 時価総額: 約200億円
下落要因: 前日までの急騰(1,310円→1,569円)の反動安。超硬耐摩耗工具メーカーで金型・ロール・工具等を製造するが、業績は12四半期連続で悪化傾向にあり、ファンダメンタルズの裏付けのない急騰に対する巻き戻しが起きた。
注目ポイント: 急騰後の反落パターン。業績悪化トレンドが続く中での短期的な株価急騰のリスク
13位 サノヤスホールディングス(7022)
スタンダード 輸送用機器
株価: 468円 前日比: -63円(-11.86%) 出来高: 1,586,700株 時価総額: 約100億円
下落要因: 好決算後の利益確定売り。3Q営業利益は1,800%増と驚異的な伸びを示したが、年初来高値圏からの調整が入った。造船・鉄構・遊戯機械メーカーで、M&Aによる事業拡大を推進中。
注目ポイント: 営業利益18倍でも利益確定売りが出る需給の厳しさ。好決算の持続性に市場は慎重
14位 Aiロボティクス(247A)
グロース 小売業
株価: 1,220円 前日比: -155円(-11.27%) 出来高: 3,599,600株 時価総額: 約50億円
下落要因: 通期ガイダンス未達懸念。3Q売上は76.1%増と好調だったが、Q4での達成見通しへの不安感から売りが先行。AI搭載美容デバイス・スキンケア製品の企画・販売を手がける。
注目ポイント: AIテーマ株の業績期待と実態のギャップ。売上成長率は高いが通期達成可否が焦点
15位 光陽社(7946)
スタンダード その他製品
株価: 2,335円 前日比: -296円(-11.25%) 出来高: 17,600株 時価総額: 約20億円
下落要因: 3Q決算で営業利益2.1%減。印刷・加工メーカーで写真プリント・産業用印刷を手がける。出来高17,600株と超低流動性のため、わずかな売り注文でも株価が大きく動きやすい構造。
注目ポイント: 超低流動性銘柄の値動き特性。出来高17,600株はTOP20中で最も少なく、実態以上に下落率が拡大している可能性
16位 ミナトホールディングス(6862)
スタンダード 電気機器
株価: 2,633円 前日比: -320円(-10.84%) 出来高: 915,100株 時価総額: 約100億円
下落要因: 5日続伸・年初来高値更新後の反動安。好決算・上方修正を受けて連日上昇していたが、利益確定売りが集中した。メモリモジュール・システム機器等の電子部品商社。
注目ポイント: 連続上昇後の反動安パターン。好決算・上方修正の好材料が既に株価に織り込まれていた可能性
17位 東洋エンジニアリング(6330)
プライム 建設業
株価: 3,765円 前日比: -450円(-10.68%) 出来高: 4,036,900株 時価総額: 約700億円
下落要因: 通期最終損益を50億円黒字→150億円赤字に大幅下方修正。無配転落も発表。ブラジル向けガス火力発電案件での損失拡大が主因。三井物産系の石油化学・肥料プラント等のEPC大手で、出来高403万株と売りが殺到した。
注目ポイント: 海外プロジェクトリスクの典型例。黒字→200億円の下方修正幅は今回TOP20で最大のインパクト。プラントEPC企業特有の案件リスクが顕在化
18位 中村超硬(6166)
グロース 機械
株価: 949円 前日比: -109円(-10.30%) 出来高: 7,347,900株 時価総額: 約30億円
下落要因: 前日+16.52%急騰の反動安。3Q決算は売上微増だが営業損益・経常損益が悪化しており、好材料の乏しい中での急騰分が剥落した。ダイヤモンド工具・精密部品メーカーで半導体向けワイヤ工具を手がける。
注目ポイント: 業績裏付けのない急騰後の反落リスク。半導体関連としてのテーマ性はあるが業績の改善が伴っていない
19位 ファーストアカウンティング(5588)
グロース 情報・通信業
株価: 771円 前日比: -86円(-10.04%) 出来高: 211,800株 時価総額: 約30億円
下落要因: じり安トレンドの継続。年初来高値1,941円から半値以下に下落。会計分野のAIエンジン開発・経理業務自動化ソリューションを手がけるが、成長期待と株価の乖離が拡大している。
注目ポイント: AI関連株の選別進行。テーマだけでは評価されず、実際の業績成長との整合性が求められる局面
20位 アライドテレシスホールディングス(6835)
スタンダード 電気機器
株価: 268円 前日比: -29円(-9.76%) 出来高: 3,653,700株 時価総額: 約100億円
下落要因: 年初来高値368円更新後の反動安。2月13日の決算発表後に利益確定売りが進んでいる。企業向けネットワーク機器(スイッチ・ルーター等)メーカー。
注目ポイント: 年初来高値更新後の反落パターン。ネットワーク機器市場のセキュリティ需要拡大との関連
SECTION 04

下落パターンの分類

20銘柄を下落要因別に分類すると、大きく3つのパターンに整理できる。本日は前日の急騰からの反動安が過半数を占め、決算シーズンの乱高下が鮮明になった。

パターン1: 業績悪化・増資・下方修正ショック(5銘柄)

該当銘柄

ユニチカ(3103)、ワンダープラネット(4199)、イーディーピー(7794)、マイポックス(5381)、東洋エンジニアリング(6330)

企業固有の悪材料が株価を直撃したケース。ユニチカは好決算にもかかわらず公募増資がストップ安を引き起こすという象徴的な展開。東洋エンジニアリングの200億円下方修正(黒字→赤字)は今回最大のネガティブインパクトで、海外プロジェクトリスクの怖さを改めて示した。イーディーピーは売上61%減に加え減損損失10億円超を計上し、成長期待株の失速が鮮明となった。

パターン2: 急騰後の反動安・好決算出尽くし(11銘柄)

該当銘柄

クロスフォー(7810)、住石HD(1514)、ジェイテックコーポレーション(3446)、日本精密(7771)、窪田製薬HD(4596)、地盤ネットHD(6072)、冨士ダイス(6167)、サノヤスHD(7022)、中村超硬(6166)、ミナトHD(6862)、アライドテレシスHD(6835)

全20銘柄の55%を占める最大グループ。特徴的なのは前日に+20〜35%の急騰を記録した銘柄が翌日に-15〜22%の急落に転じるパターンが複数存在すること。クロスフォー(前日+34.82%→本日-22.16%)、窪田製薬(同+28.41%→-15.93%)、地盤ネット(同+27.86%→-14.93%)と、急騰の翌日に半分以上を吐き出す展開が続出した。サノヤスは営業利益1,800%増という驚異的な伸びでも売られており、決算シーズンの過熱感が顕著に表れている。

パターン3: 需給悪化・じり安・その他(4銘柄)

該当銘柄

unbanked(8746)、Aiロボティクス(247A)、光陽社(7946)、ファーストアカウンティング(5588)

明確な急騰の反動や業績ショックではなく、じり安トレンドや低流動性が下落率を拡大させたケース。光陽社は出来高わずか17,600株と超低流動性で、値が飛びやすい構造。ファーストアカウンティングは年初来高値から半値以下に沈んでおり、AI関連株の選別が進行している。

SECTION 05

業種別・市場別の傾向

業種別分布

その他製品
3銘柄
情報・通信業
2銘柄
機械
2銘柄
電気機器
2銘柄
その他(各1銘柄)
11銘柄

前日(2/17)は情報・通信業が9銘柄(36%)と突出していたのに対し、本日は業種が極めて分散している点が特徴的。最多のその他製品(3銘柄:クロスフォー、イーディーピー、光陽社)を筆頭に、情報・通信、機械、電気機器がそれぞれ2銘柄で並び、残り11銘柄は繊維製品、鉱業、証券、金属製品、精密機器、ガラス・土石、医薬品、サービス、輸送用機器、小売業、建設業とすべて別業種。特定セクターの売りではなく、個別要因による下落が散発的に発生した1日だったことがうかがえる。

市場別分布

スタンダード
11銘柄
55%で最多
グロース
6銘柄
30%
プライム
3銘柄
15%

前日(2/17)はグロース市場が56%と過半数を占めていたが、本日はスタンダード市場が11銘柄(55%)と最多に転じた。クロスフォー、住石HD、unbanked、日本精密など、小型〜中型のスタンダード銘柄で急騰後の反動安が集中した形。プライム市場からはユニチカ(公募増資)、冨士ダイス(急騰反動)、東洋エンジニアリング(赤字転落)の3銘柄がランクインし、大型株にも個別要因の売りが波及している。

SECTION 06

まとめと今後の注目ポイント

ANALYSIS SUMMARY

2026年2月18日の値下がりランキングは、「急騰後の反動安」が過半数を占める決算シーズン特有の展開となった。TOP20の平均下落率は-15.32%と前日TOP25の-11.88%から悪化し、特に上位5銘柄が-18〜23%と大幅な下落を記録した。

最も象徴的なのはユニチカの「好決算+公募増資=ストップ安」という組み合わせ。営業利益110%増でも増資の希薄化懸念が勝るという市場の反応は、資金調達タイミングの難しさを浮き彫りにした。東洋エンジニアリングの150億円赤字転落・無配は、海外EPC案件のリスク管理の重要性を改めて示している。

今後のウォッチポイント

継続注視銘柄

ユニチカ(3103) — 公募増資ストップ安からの需給回復タイミング。増資の希薄化率と調達資金の使途が今後の焦点。好決算(営業益110%増)の実力が再評価されるか。

東洋エンジニアリング(6330) — 150億円赤字・無配転落の影響。ブラジル案件の損失の全容把握と、他のプロジェクトへの波及リスク。三井物産グループとしての支援体制も注目。

住石ホールディングス(1514) — 仕手株としての急騰・急落サイクル。出来高1,381万株の投機的売買が継続するか、沈静化に向かうかの見極め。

住友ファーマ(4506) — 本日は値下がり率28位(-8.06%、2,927.5円)だがSNS注目度は高い。前日に年初来高値3,288円を付けた後の反落で、出来高2,119万株と市場の関心が集中。抗がん剤パイプラインの収益化期待の行方が焦点。

イーディーピー(7794) — 売上61%減・減損10億円超の衝撃。人工ダイヤモンド市場の需要回復と業績立て直しのシナリオが描けるか。

※本記事は公開情報に基づく情報整理であり、個人の見解を含みます。特定の銘柄の売買や投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任においてお願いいたします。

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